先日のリクエストアルバム★音楽喫茶わたべにて

僕のリスニングルームと勝手に呼んでいる音楽喫茶わたべ(なんてったって徒歩2分のとこだから!巨泉さん、頑張って!)での先日のリクエストです。

まずは、僕が徳間ジャパンコミュニケーションズにいた時にenjaの紙ジャケシリーズでリリースしたことのあるケニー・バロン「SCRATCH」 ケニー・バロンはビバップからモードまでこなすのだが特に際立った目新しいスタイルを持つわけでもないオーソドックスなピアニストの一人として聴いて来た。だがこの「SCRATCH」でのバロンのプレイは今までのビバップピアニスト、そしてサイドマンのピアニストのイメージを完全に打ち破ってくれた。初競演のデイブ・ホランドとダニエル・ユメールが大きな変化を与えるきっかけになってくれたのでしょう。

じゃあ次、なんでか知らないけどケニー繋がりでってことでトランペッター、ケニー・ドーハムの「Quiet Kenny」を聴き、ヴォーカルが聴きたくなったなぁ、ってことで久々にオランダのアン・バートンのデビューアルバム「BLUE BURTON」 そして、ポール・デスモンドの「FIRST PLACE AGAIN」 美しいアルトの響き。

最後は次のサラ・ボーン、カーメン・マクレエと期待されながらも鳴かず飛ばずに終わったアーネスティン・アンダーソンのスウェーデンのレーベル、メトロノームからリリースの「IT'S TIME」(1956)米国のマーキュリーでは「Hot Cargo」のタイトルでリリースされたアルバム。あくのないサラッとした歌いっぷりで好感もてるのだが際立った個性に欠けるので当時としては目立たなかったのでしょうね。逆に現代ならウケそうな気がするのですが・・・

というようなちょい地味目なリクエストでした!(^^)!

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