セルジオ・メンデス&ブラジル66
9月になりました。今日の長崎は雨です。
今日から東京ジャズが始まります(行けないのですが)、中洲ジャズも9~10日(こちらには行きます)です。
セルジオ・メンデス&ブラジル66の「マシュケナダ」の世界的大ヒットから50年ということで東京ジャズに出演しますが、セルジオ・メンデス&ブラジル66にまつわるちょっとした忘れられない思い出があります。
僕が東京の大学に入学したのが1969年。当時は学生運動が活発で69年度の東大入試は中止(従って'69年入学生はいない)になり、我が大学もロックアウトされていて、入学し、上京したものの授業は始まらず(結局9月から開校)当分自宅待機という我が大学生活のスタートでした。仕方がないので田舎に戻ってぶらぶらしているとレコード店とレストランを経営している知り合いのオヤジさんに、「レコード屋の店番でもするか?飯はレストランで食えばいい!」といわれ、これ、渡りに船っていうの?いわゆるオイシイ話をもらって、そりゃ、乗らないわけがない!速攻返事で「やりま~す!」でした。
そして店員をしながら(田舎のレコード店は暇!)レコードをガンガン聴いたのですが、その中で当時一番興味を持っていたボサノヴァの、ジョビンやジョアンにアストラッド、そして特に大ヒットしていたセルジオ・メンデス&ブラジル66を一番よく聴いていました。マシュケナダもデイ・トリッパーもフール・オン・ザ・ヒル、スカボロフェア、ウイチタ・ラインマン、ザ・ルック・オブ・ラブ、ナイト・アンド・デイもみ~んなカヴァーなんですよね。それが当時の僕には彼らのオリジナルのような、あるいはオリジナルを超えるほどのアレンジとサウンドが衝撃で、すっかりはまったのです!ラテン、ジャズ、ロック、ボサノヴァが見事に融合され、クールなヴォーカルとコーラス、たまらない!(笑) もう亡くなられましたがT丸のオヤジさんには感謝しています(*^^*)
*マシュケナダじゃなくデイ・トリッパーを貼り付けておきます
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