長崎原爆の日

今日8月9日は長崎原爆の日です。

6日の広島原爆の日に放送されたNNNドキュメント「4400人が暮らした町~吉川晃司の原点・ヒロシマ平和公園」を見た。

現在は広島平和記念公園になっているが、原爆投下前そこは「中島地区」呼ばれる広島有数の繁華街で、1300世帯4400人が暮らしていた。吉川の祖父は、この中島地区の、現在は原爆ドームとして知られる広島県産業奨励館の川を挟んだ斜め向かいで「吉川旅館」という割烹旅館を営んでいた。吉川の父親もここで生まれ育ち8歳まで暮らした。幸い祖父は原爆投下以前に旅館を別の人に譲り渡し疎開していたので、吉川家は原爆の直撃を受けることは逃れたが、彼の父は原爆投下直後に疎開先から広島に帰ったため、そこで被曝した。

「父親たちが疎開をしてなかったら私はここに当然生まれてないわけですよ。この距離だから、影も形もないわけでしょう」そして、今まで原爆について多くを語らなかった父親から聞く初めての話。

吉川は被爆二世。デビューから4年ほど僕は渡辺プロで彼のスタッフをしていました。反原発、核廃絶をメッセージし、震災被災地でボランティア活動する彼の原点はそこにありますね。

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