村田陽一(Tb)Solo Performance Live in Nagasaki
先日はジャズからポップスまで幅広いジャンルで活躍している屈指のトロンボーン奏者で、作編曲家、プロデューサー村田陽一さんのソロパフォーマンスライブ。
国際的な名だたるプレイヤーとの数々の共演や在籍したバンド、そしてアレンジャーとして手掛けた椎名林檎、サザンオールスターズ、福山雅治、渡辺貞夫他、数々のレコーディング等その素晴らしい実績は枚挙にいとまがないのでWikipedia等を参照して欲しい。ジャズシンガーnoonに紹介してもらった村田さん、5年振りの再会でした。
ルーパー、ハーモナイザーやディレイ・リバーブのエフェクターを駆使したソロパフォーマンス。ギターのそうしたソロパフォーマンスはよく見るが管楽器、トロンボーンでは初めてでした。ルーパーに生音のフレーズが録音されるとその音がリプレイされる。さらに吹いてフレーズを重ねて録音する。ハーモニーができる。そうした音がループする中で多重録音した音と生音のミックスによって、トロンボーン一本で村田陽一の音楽世界が出来上がり表現されて行く。
マイルスの「Blue in Green」ではさらにタイムの長いディレイや深いリバーブがかかり音空間が広がる。これは、高度な演奏テクやアレンジの豊かなイマジネーションと創造力で出来上がっていくレコーディングを目の前で体感しているようなものですね。吹きながら素足の足は音の出し入れのスイッチング操作に動く。凄いリズム感と記憶力と敏捷性だ!
そんな素晴らしいパフォーマンスに驚きとともに感動で大歓声が起こっていました。エフェクターやその操作がよく見えるステージ側真横の間近の特等席で観せてもらって、感動です!(*^^*)
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