スペイン旅行~セビリア大聖堂~

ローマのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次いで世界で3番目に大きいセビリア大聖堂は世界遺産。

「後世の人々が正気の沙汰ではないと思うほど巨大な聖堂を建てよう」という教会参事会の決定にもとづいて15世紀からほぼ1世紀をかけて建設されたという。従って壮大で威風堂々、豪華絢爛!キリストの生涯を描いた黄金色に輝くレリーフで壁一面埋め尽くされた主祭壇は、そのスケールといい、彫刻の精緻さといい特に圧巻です。フェンスに囲われていて隙間からしか見れなかったのが残念だったけど。そして中央に祀られていたのはキリストではなく聖母マリア。セビリアはマリア信仰の中心地だという。

内部に入るとすぐにコロンブスの墓があります。当時のスペインを構成したレオン、カスティーリャ、ナバーラ、アラゴンの4国王がコロンブスの棺を担いでいる像が立っています。聖杯の礼拝堂や主聖具納室にはゴヤやムリーリョらの宗教画が飾られています。他に参事会室やサン・ペドロ礼拝堂など見所はたくさんありますが、聖堂の中央部の巨大な吹き抜けは高さ37m。ここ一体どうやって掃除、スス払いするん...だろう?これを保存、管理する大変さは想像を絶するなぁ・・・なんて考えがふとよぎったのです(笑)

外に出るとヒラルダの塔が見え、観光客を乗せた馬車が走っていました(*^^*)

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