スペイン旅行~アルハンブラ宮殿(1)~

シエラネバタ山脈の麓、古都グラナダの丘に佇むアルハンブラ宮殿はクラシックギターを弾き始めた中学生の頃からの憧れで、一生の内に一度は訪れてみたかった場所です。

グラナダ王国が建国された13世紀に建設が始まり、王宮を始め貴族の館やモスク、市場、軍事要塞などが整備された城塞都市を形成し、城内には貴族を中心に2000人以上が暮らしていたと言われています。「赤い城」という意味のアルハンブラ宮殿はイスラム教徒の栄華の象徴だったが、キリスト教徒との戦いに敗れ、追放される悲劇の舞台でもありました。サン・ニコラス展望台から眺める壮大なアルハンブラ宮殿は美しく、絶景です。

敷地内は緑と美しい花々と水に溢れる楽園。アラブ様式を始め、中世イタリアのルネッサンス様式など、精緻で優美なアラベスク模様やムカルナスが施された建物が調和よく混在しています。ヘネラリーフェ離宮のアセキアの中庭に入り、噴水を見たらフランシスコ・タレガの「アルハンブラの思い出」がきこえてくるようでした。

アルハンブラ宮殿は大人気のため一日に入場できる人数が制限されていてナスル朝宮殿は入場時間も指定され...ています。まずはカルロス5世の宮殿あたりまでを(*^^*)

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